循環器内科なら岡崎市の三浦内科クリニックへ

循環器内科

循環器内科について

心臓や血管の病気を
専門的に診ることができます

循環器内科とは、心臓や血管の病気を専門的診ることができる内科のことを言います。
心臓(胸全体)や息が苦しい場合や、全身の血管に何か問題がある場合などに対応します。
「今までに出来ていたことが息が切れてできなくなった」、「軽い運動でも胸が苦しくなってしまう」などの場合は心不全を起こしている可能性があるので早めに受診することをオススメします。

こんな場合は早めにご相談ください
  • 動悸
  • 胃が重い
  • 脈がとぶ
  • 息がすぐ切れる
  • 胸が苦しい
  • ふらつく

不整脈

不整脈とは、心臓の収縮のリズムが乱れ、早くなったり遅くなったりする状態です。
病名ではなく病態の総称です。つまり、心臓の電気的興奮のリズムが異常になった状態を「不整脈」といいます。
この不整脈には、大きく分けて脈がとぶように感じる期外収縮、脈が速くなる頻脈、脈が遅くなる徐脈の三つがあります。また、不整脈には治療の必要のないものから危険なものまでいろいろあります。通常心臓は1分間約60~80の規則的なリズムで拍動を繰り返しています。
健康成人で不整脈がまったくない人はいないといってもよいほど、不整脈は一般的なものです。不整脈がありながら自分ではまったく気づかず、身体検査ではじめて不整脈を指摘される人もあります。それがどんな不整脈なのか、そのまま放置しておいてよいものなのか、危険な不整脈に発展するものではないか、治療を要する不整脈なのかを、専門医によく聞いて適切な指導をうけることが大切です。治療しなくてもよいものもたくさんありますが、心筋梗塞、心筋症など心臓の器質的疾患が原因で生じる致死性不整脈もあるので注意が必要です。
心臓超音波検査、24時間心電図を装着するホルター心電図が有効です。

心筋症

心臓は、心筋を拡張させて静脈血を受け入れ、収縮させて動脈血を送り出すポンプの役割をしています。この心筋が、動脈硬化のような明らかな原因が特定できずに、何らかの原因で心筋の状態が悪くなって心臓の機能が低下する病気を心筋症と呼んでいます。
心筋症は、肥大型と拡張型の二つの型に大別できます。肥大型とは、心筋が分厚くなっている状態で、心臓の内腔は拡大していません。拡張型とは、内腔が非常に拡大し、心筋の外壁が薄くなっている状態です。進行してくるとどちらも心臓の機能が低下してしまい、軽い労作、安静時にも息がくるしくなったり、眠れなくなったりしてしまいます。早期の診断によっては内服薬などによって病気の進行を遅らせることができるため、早期受診、診断が大切です。
心臓超音波検査、24時間心電図を装着するホルター心電図が有効です。

狭心症・心筋梗塞

狭心症の原因の多くは、心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養を送っている冠動脈の動脈硬化です。狭心症は大きく三種類に分かれます。一つは労作性狭心症と呼ばれるもので、冠動脈の動脈硬化により血管内腔が狭くなり、労作(運動)時に心臓の仕事量に見合う酸素量が心筋に運ばれず、胸痛に襲われるというものです。
次に、血管内腔の動脈硬化を起こしている場所(プラーク)が破れて血栓をつくると、安静にしていても頻繁に胸痛発作を起こすようになります。この状態を不安定狭心症といい、同じ機序で生ずる心筋梗塞と合わせて最近では急性冠症候群と呼ばれています。
もう一つは、冠動脈のけいれん(スパズム)が起こることで虚血を起こすケースです。夜間、早朝あるいは午前中に発作を起こすのが特徴で、冠れん縮性狭心症と呼ばれています。狭心症の胸痛はいずれも長くて十五分程度で消失します。
どの狭心症も胸痛の原因となりますが、なるべく早期に専門医を受診し診断、治療介入をしていくことが非常に大切となります。

弁膜症

心臓弁膜の異常の総称が弁膜症です。心臓には4つの部屋があります。血液の流れが一定の方向(一方通行)になるように各々の部屋の出口に扉があります。この扉が弁膜です。扉の動きが悪くなると出口が狭く(狭窄)なり、血液が通りにくくなります。扉が閉まらなかったり、壊れてしまうと逆流(閉鎖不全)が起こります。
自覚症状としては、息切れ、動悸、全身倦怠感、浮腫といった心不全症状が現れたり、不整脈が頻繁にみられたりします。年齢によって弁の狭窄が年々進行する場合もありますが、年齢に関係なく突然、弁膜症を発症する方もいらっしゃいます。なるべく重症化する前に早期に診断し、定期的な検査でのフォローが必要となります。

心筋炎・心膜炎

心筋炎は、心臓の筋肉(心筋)に発生した炎症です。心筋組織に何らかの原因により炎症が起こることで、心臓のポンプとしての働きが低下したり(心不全)、危険なリズム異常が発生したりして(心ブロックや致死的不整脈)、生命や生活を危険に曝すことになります。心筋炎は怖い病気のひとつです。いままで元気で生活していたのに、かぜ症状を契機に数日後には突然胸痛に悩まされたり、心不全を起こしたり、さらにはショックを起こしたりします。最悪のケースでは死亡することもまれにあります。心臓突然死の有力な原因のひとつが急性心筋炎です。 
急性心筋炎や急性心膜炎の原因となるウイルスは、かぜや胃腸炎などを起こす病因ウイルスと同じものが多いことが知られています。最初は喉の痛み、咳、発熱などですが、やがて胃のむかつき、腹痛、下痢、筋肉痛、全身倦怠感などの消化器症状や感染症としての全身症状が出てきます。その後、不整脈様、急性心筋梗塞様、そしてショックを伴う重篤な心不全状態、突然死といった様々な病態をきたします。この病気は子どもから健康な成人、高齢者まで、誰でも罹る可能性があります。かぜ症状から胸の異常を感じたり、不整脈を感じたり、あるいは極度の頻脈や徐脈に気づいたら早期に専門の医療機関を受診することを勧めます。
急性心筋炎の検査は採血、心電図や心エコー図検査です。

心不全

心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをしています。心不全というのは病名ではなく、さまざまな心臓の病気の結果、このポンプの働きに障害が生じていろいろな症状を引き起こしている状態を指すものです。
心筋梗塞や、突然発症した不整脈などによって急激にポンプの働きが弱まり短期間に悪化する場合が急性心不全です。一方、心筋症、高血圧や弁膜症などが原因で長年にわたって心不全症状を認める場合を慢性心不全といいます。
慢性心不全は高血圧、脂質異常症(高コレステロール血症)、 糖尿病などの生活習慣病との関連性が高く、高齢になるほど発症する人が多くなります。日本では高齢化社会を迎えていくためこれからますます慢性心不全状態をきたすひとが増えると思われます。慢性心不全は日々の生活管理が非常に重要になってきます。専門医を受診し、適切な内服管理、指導が心不全の増悪を予防するといわれています。

川崎病

川崎病は幼い頃に発熱や皮膚が赤くなる原因不明の疾患ですが、川崎病に罹ると、心臓全体に血液を送る冠動脈に瘤ができることがあります。その瘤に血栓ができて冠動脈が詰まり、心臓発作を起こすことがありますので、定期的な診察が必要になります。
川崎病の患者さんは現在、1000人中4~5人います。川崎病が発見されて以来、40年間で24万人の人が罹患しました。冠動脈に瘤ができるのは、そのうち3~5%です。患者1万人のうち30~40人に、冠動脈疾患を起こす可能性の高い大きな巨大瘤ができています。
心臓超音波検査で冠動脈瘤の進行、運動負荷心電図で冠動脈の狭窄による狭心症をきたしていないか評価します。